頭痛｜新宿で整体・マッサージの実績20年以上 - 新宿整骨院

症状の確認

頭痛がどの部分に出ているか、また、どの様に痛みを感じるかを聞いていきます。

 

頭の前や横、後ろに出るパターンや、ズキズキする痛み、ピリッとくる痛み、刺すような痛みといった具合に、頭痛の出方にも色々と種類があります。

 

身体の確認

次に筋肉の緊張、硬さを見ていきます。

 

頸部から背部にかけて筋肉が硬くなると、血管が圧迫されて頭への血流が減少し緊張性頭痛が誘発されやすくなります。

 

さらに、頚部にある交感神経幹が刺激され、身体が興奮状態になりストレスや緊張を強く感じるようになるため、偏頭痛も誘発されやすくなります。

 

背骨・肩甲骨の確認

骨盤や肩甲骨の歪みも確認いたします。猫背や肩の巻き込みは、常に肩や首の筋肉が伸ばされている状態です。

 

すると、筋肉は伸ばされないように縮もうとしていきます。その結果、筋肉が硬くなり頭痛に繋がります。

 

頭部の確認

頭部のむくみや冷え、のぼせも見ていきます。

「えっ!?」っと思われるかもしれませんが、頭痛が出ている方は側頭部のむくみや膨張が見られます。

 

人によっては、全体的にむくみが出ている方もいらっしゃいます。冷えやのぼせも症状を見ていく中で大切です。

東洋医学では、「脳風」「首風」と言われることもあり、冷えやその逆の、のぼせも確認していきます。

 

新宿整骨院の頭痛施術

当院では整体や鍼の施術を勧めさせていただきます。

整体による施術は硬さのある筋肉を緩めることに加え、姿勢の歪みも改善していきます。

 

首や肩の硬くなっている筋肉だけをどんなに緩めても、歪みがあるとすぐに硬さが戻ってしまいます。

 

猫背や肩の巻き込みが残り、常に伸ばされている状態が続くからです。脇や胸の筋肉を緩めることで肩の巻き込みが改善に向かいます。その結果、頭痛が出にくい身体になっていきます。

 

鍼による施術

鍼による施術は頭頸部のツボを取る他、冷えがある場合は腰や足首周りのツボを使ったり、むくみやのぼせがある場合は足や腕のツボを使ったりもします。

 

これは、経絡と言って、頭に繋がる線が腕や足から出ているからです。

図を見ていただくと、関連性、繋がりがお分かりになると思います。

 

頭痛の方へおすすめの通院方法

初診後、どの位のペースで通っていただくと良いかお客様ごとに説明は致しますが、おおよその目安では、最初2週間くらいは週2回、整体ライトコース（約20分）をお勧め致します。

（あくまで目安で、個人の症状によりお勧めするコースは異なります。）

 

これは、良い状態を保ちやすくするため、良い刺激（整体）を数多く入れていく事が大切になるからです。

症状が出ている身体は、骨格の歪みや、筋肉の硬さがある悪い状態を「正常」と勘違いをして、その悪い「正常」に戻ろうとします。

 

それを防ぎ、本来の良い状態を頭と身体に覚え直させる上書き作業をしていかなければなりません。

そのため、40分を週１回よりも、20分を週２回受けていただく方が効果的と言えるのです。

 

時間が作れない場合は仕方ありませんが、効果をより出すためには、長いコース単発よりも、短いコースで複数回やっていく方が効果的です！！

 

頭痛におすすめの整体メニュー

メニュー名	料金
整体ライト	3,800円
鍼ポイント	1,500円

25歳以下の学生の方は500円引きになります。

緊張性頭痛

当院に来院される頭痛の方の多くの割合を占めています。締め付けられるような痛みが頭全体に出る頭痛です。

 

大抵の場合、頭の後面を中心に現れることが多い頭痛です。原因として首肩の筋肉の硬さがあります。首を通って頭に向かう血管が圧迫され、血流が悪くなります。

 

すると、細胞に届く酸素が少なくなり頭痛が発生します。首肩の筋肉を硬くしてしまう原因は・姿勢の悪さ・長時間同じ姿勢の維持・ストレスなどが挙げられます。

 

偏頭痛

脈打つような痛みがこめかみや目の奥に出る頭痛です。こちらは前頭部や側頭部に現れることが多いです。

 

偏頭痛では約2割の方に頭痛の前兆が存在します。三叉神経が刺激されると、血管を拡張させる作用をもつ様々な神経伝達物質が末端から分泌されます。それらの働きで血管が拡張し炎症が引き起こされます。

 

この炎症反応が神経を刺激して頭痛が発生します。特徴的なモノに閃輝暗転(せんきあんてん)があります。これは、ギザギザ(チカチカ)した光が視野を遮り、その部分が見えなくなるという症状です。この他にも、前兆として吐き気や手足のシビレなどが出る方もいるようです。

 

三叉神経を刺激する原因は「ストレス、緊張、睡眠不足、天候の変化、寒暖差(温度差)、アルコール、特定の食品(赤ワイン，チョコレート，チーズなど」などが挙げられます。

 

頭痛と肩こりに関与する筋肉

前頭部痛

前頭筋

眉毛を上に動かす筋肉です。

目の上から頭頂部まで広がる筋肉です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胸鎖乳突筋

胸部・鎖骨から乳様突起と呼ばれる、耳の下辺りまでつながっている筋肉です。

この筋肉が緊張してくると、ご覧になっても分かるように、目の周りや後頭部に

頭痛が出ることがあります。その他にも、めまいや吐き気を引き起こすことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

後頭筋

 額の引き上げや、眉毛を上げる補助をする筋肉です。

頭の後ろの方の筋肉ですが、目の奥の痛み等に関与してきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

側頭部の頭痛

側頭筋

こめかみの付近の筋肉です。

無意識に歯を食いしばっていたり、力が入っているとこれらの筋肉の緊張が強まり、側頭部に頭痛を出すことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 頭半棘筋

 首を前後に動かす働きと振り向く動作で使います。

側頭部からこめかみ付近の頭痛を引き起こしします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後頭部痛

 僧帽筋

 肩や背中の一番表層にある筋肉です。

首の付け根から肩、背中の真ん中くらいまで繋がっている筋肉です。

頭の後方やこめかみ付近に頭痛を引き起こす。

肩こりの主要な原因の筋肉です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭板状筋

後頭骨・乳様突起から首の付け根にかけて繋がる筋肉です。

振り向いたり、上を向くときに使う筋肉です。

この筋肉が緊張してくると、頭頂部や後頭部に頭痛を引き起こします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肩甲挙筋

首から肩甲骨の内側上部に繋がる筋肉です。

肩甲骨の動きをつける筋肉で、この筋肉が緊張すると首の動きを制限してしまい、肩こりを引き起こす筋肉のひとつです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【画像：RealBody トリガーポイント】

 

緊張性頭痛

ストレッチ

1時間に1度、首肩のストレッチを行う。硬くなる前に、時間を決めて定期的に動かす事をオススメします。

 

お風呂

少しぬるめのお風呂に首までしっかり浸かる。

お風呂の水圧で筋肉が動かされ緊張が和らぎます。また、ぬるめにすることでリラックス効果も得られます。

 

タオル

蒸しタオル、ホッカイロなどを首肩に当てて温める。

温めることで血流が上がり、筋肉の緊張が和らぎます。

 

 

偏頭痛

こめかみ付近を冷やす。血管の拡張を抑え痛みを和らげます。

 

首から下のストレッチを行う。

首から下の血行を良くし、広い範囲で血流を回し頚部の血流を抑える。

 

頭痛が出てしまった場合

人によって異なるようです。基本は温めると良いと思っていましたが、氷などで冷やした方が症状が落ち着くという方もいました。

試してみて、症状が緩和する方をやっていきましょう。

 

頭痛薬を飲むこと

頭痛薬はとても手軽で効果的なお薬ですので、たいていの方が利用をしたことがあると思います。

しかしこれに頼り過ぎてしまうのは、やはりマズいようです。

 

とあるアンケートによると、医師の半数が服用することを認めたものの、依存性や薬慣れが引き起こされる可能性も約8割の医師があると答えたようです。

つまり、ちょっとした頭痛でも利用するようになったり、段々と効かなくなってきたりしてしまうのです。

 

参考ページ　→　イシコメ　頭痛に関するQ&A

 

便利な頭痛薬ですが、あくまでも「頭痛」を抑えるだけの対処療法となりますので、しっかりとした根本へのアプローチをおすすめします。

 

根本へアプローチし、「頭痛」が出ない身体に変えていく

頭痛は脳への血流不足により、引き起こされます。背筋が曲がっていたり、筋肉が固まっていますと、血管が折れ曲がったり、押しつぶされたりして、血液のスムーズな流れが妨げられてしまいます。

 

水を撒くときの、折れ曲がったホースを想像してもらえると分かりやすいと思います。なかなか水量を確保できず、堰き止められてしまいますよね。

 

この様な状態で生活していると、頭へ送られる血液が減り、頭痛が引き起こされやすくなります。

最悪は脳梗塞等の脳血管障害へ繋がる場合もありますので、「頭痛」と侮らずに、放っておくのはやめましょう。