四十肩・五十肩（肩関節周囲炎）｜新宿で整体・マッサージの実績20年以上 - 新宿整骨院

使い過ぎとも言われていますが、原因は不明です。

肩関節を構成する骨や軟骨、靱帯じんたいなどが加齢変性により肩関節周囲に炎症が起こると考えられています。両方の肩関節に同時期に発症することは少ないが、片方発症すると、もう片方も発症する確率は高いようです。

また、患者様の施術に当たって言えることは、姿勢の悪さ（猫背）、肩の巻き込みが強いです。このような状態で運動やお仕事、何らかの作業すると肩関節に負荷が蓄積し発症すると思われます。人の骨格は上手く使わないと部位に負荷が掛かり損傷しやすくなります。

広義では①～③で炎症が起きています。
①肩峰下滑液包（肩関節の動きをよくするクッション剤）
②関節包（関節を包む袋）
③棘上筋（腱板）
③上腕二頭筋腱長頭腱（結節間溝）

①急性期は炎症が強く、激痛を伴うので整形外科に来院することをお勧めします。ご自分でどうにかしようと思わないでください。四十肩・五十肩以外にも肩腱板損傷や断裂、肩石灰沈着性腱炎などの可能性もあるので自己判断はしないでください。整形外科に通院できるまで我慢できないようでしたら、アイシングや市販の痛み止めを服用してください。

②慢性期（拘縮期）は肩関節周囲を温め、血行促進をしてください。運動制限や運動時痛は伴いますが、この時期はできる限り肩関節の運動をしてください。初めに前方拳上をお勧めします。人の動作では、物を持ち上げ、棚の上にあげようとする動作が多いからです。次に外転拳上と言って、横に上げていく動作です。同時進行してもかまいませんが最初は前方をお勧めします。結滞動作（帯を結ぶ動作）は時間がかかるので、ゆっくり可動域を伸ばしていきましょう。電車通勤の方はつり革で肩関節の拳上ストレッチもできるので時間を有効に使ってください。

四十肩・五十肩は治癒しても多少運動制限が残ります。中には元通りになる方もいますが、腕が耳につかない、帯を結ぶ動作が以前より行かないなど完全治癒は難しいです。

では急性期にＥＳ-520（施術器具）で通常より早く痛みを軽減し、温熱療法（ホットマット、赤外線など）や運動療法などの理学療法を行います。
四十肩・五十肩は姿勢改善肩にかかる負担を減らすことができると考えます。身体を上手く使うことで肩関節の負荷を軽減するのです。そのためには姿勢調整を、お勧めしてます。

新宿整骨院では抵抗がなければ鍼も進めています。鍼で痛みや疼痛を取り、姿勢改善のために、整体をお勧めします。

ちなみに、ＷＨＯ（世界保健機構）で運動疾患として、四十肩・五十肩は鍼灸の施術効果に対して国際的に評価ししています。お気軽にご相談ください。